自然を感じられる家を建てるには?プライバシーの守られた住まい
2024/05/31
福岡で自然を感じられる注文住宅を建てようと考えている方は多いかもしれません。住友林業の施工事例を参考にすると、より理想の家が建てられる可能性があります。
自然を感じられる家を建てるためには、設計段階でさまざまな工夫が必要です。大きな窓を設けることで、庭の緑や朝の光を楽しむことができ、自然との一体感を味わえます。カーテンなしでもプライバシーが守られるよう、外部からの視線を遮りつつ室内からの眺望を確保する必要があります。
また、適切な断熱性や気密性を保つことで、季節を問わず快適な住環境の実現が可能です。
母屋と調和した自然を感じられる家を建てたい
母屋と近い場所に注文住宅を建てることになった施主には、主に2つの要望がありました。
◇大きな窓
施主は自然を感じられる暮らしを求めており、そのためには庭を一望できる大きな窓が欲しいと考えていました。カーテンを必要とせず、窓からの景色を常に楽しめる空間を実現させたかったのです。これは、朝の光や庭の緑を感じることができる暮らしを実現するための要望でした。そのため、窓からの光や風を遮るものを極力避け、自然との一体感を大切にしたかったと語っています。
◇親世帯と程よい距離感を保ちたい
施主は母屋との距離感を考慮しながら、親世帯との関係を大切にしたいという希望を持っていました。家の配置やデザインによって、親世帯との距離感を程よく保ちつつ、プライバシーを確保したいという考えがあったのです。これは、家族間の絆を大切にしつつも、それぞれの生活空間を尊重するという思いが込められていました。
建物の配置やデザインに工夫を凝らし、親世帯との距離感を程よく保ちながらも、家族全体が一体となった暮らしを実現したかったのです。
大きな窓を叶えたいが心配な点もあった
大きな窓を取り入れることで、部屋には明るさや開放感が演出されますが、同時に外部からの視線や外気の影響を受けやすいといった課題も存在しています。そのため、適切なプライバシーの確保や断熱性能の配慮が必要です。
◇外気の影響を受けやすい
大きな窓を導入することで、夏は暑い気温が室内に侵入し、冬は冷気が室内に入り込むため、断熱性や冷暖房の効率が低下する懸念点があります。大きな窓は自然を感じられる一方で、室内の温度管理が難しくなり、冷暖房器具の使用時間が増えることで電気代が上昇する可能性もあるでしょう。
また、夏場には日当たりが強すぎて部屋が過度に暑くなり、冬場には窓からの冷たい風が室内に入り込んで快適さを損なうことも考えられます。そのため、大きな窓を導入する際には、適切な対策が必要です。
◇周囲の視線が気になる
大きな窓を取り入れることで、部屋は明るく開放的な雰囲気になりますが、同時に外部からの視線が気になるという心配が生じます。特にリビングなどの居室に大きな窓を設置すると、向かいの家や通行人から室内が丸見えになる可能性があります。
このような場合、プライバシーや防犯面で不安を感じる方も多いでしょう。そのため、大きな窓を設置する場合、外部からの視線を遮りつつ、室内からの眺望を確保するデザインや、外部との距離を考慮した窓の配置など、適切な対策が必要になります。
住友林業の建てる高性能な住宅は設計満足度も高い!
いくつかの課題を解決するために、福岡で家を建てようと考えていた施主は住友林業を選びました。住友林業が提供する住宅は、豊富な経験と専門知識に基づいた設計手法により、高い設計満足度を誇っています。
◇設計満足度99%以上
住友林業が建てる注文住宅は、設計満足度が99%以上と高く評価されています。設計段階では、営業担当をまとめ役として、建築士、インテリアコーディネーター、工事担当、エクステリアプランナーなどの専門家が連携し、お客様の理想とする家づくりを丁寧にサポートしていることが理由の1つでしょう。
また、3DCGを用いて完成イメージをリアルに確認することが可能です。住友林業は一邸一邸に専属のプロジェクトチームを組み、理想の住まいを実現するため、専門知識と経験豊富なプロフェッショナルたちが一丸となって家づくりをサポートしています。
出典元:住友林業株式会社
◇高性能
独自に開発したビッグフレーム(BF)構法が特徴で、高い性能を誇っています。この方法では、一般的な柱よりも約5倍太いビッグコラムを使用しており、耐久性に非常に優れているのです。
さらに、家全体に高性能な断熱材や窓ガラスを採用し、魔法瓶のような断熱構造が実現できます。これにより、夏は冷房の涼しさや冬は暖房の暖かさを逃がさず、室内の快適な環境を保てるのです。外装材には30〜60年の耐久性があり、風雨や紫外線に強い素材を使っているため、メンテナンスサイクルが長く、住宅の維持費用も抑えられます。
◇木を熟知
住友林業は木材の専門商社として、世界中から優れた品質の木材を調達しています。山林事業から木の生産や流通までを幅広く手掛け、木に関する豊富な知識を保持しているのが特徴です。
また、国内外の製材所や加工工場と連携し、高付加価値の木製品を開発しています。顧客のニーズに合わせた木材部材を提供するため、企画から販売まで一貫したサービスの提供が可能です。住友林業では、豊富な経験を活かして、木材の種類や産地を厳選し、それぞれの木の特性や価値を最大限に引き出した住宅建築を実現できます。
大きな窓で自然を感じられるプライバシーの守られた住まい
出典元:住友林業株式会社
住友林業に依頼して実現した自然を感じつつ安心して暮らせる快適な住まいでは、施主の家づくりに対する要望が叶えられています。
◇自然を感じられるカーテン不要の大きな窓
施主の要望通り、実際に建てられた家は自然を感じられるカーテンが不要な大きな窓が特徴です。庭を一望できるように設計されたリビングには広大な窓が設置され、朝から夜まで庭の景色を楽しむことができます。
北側の開口なので、明るい日差しが差し込み、季節の移り変わりや庭の様子を感じられます。また、窓からの光と風を遮るものがないため、常に自然と一体感を感じられる環境となっているのです。
断熱・気密性の高さから、冬は暖かく、夏は涼しい過ごしやすい環境が実現されました。建物は母屋に調和するようシンプルなデザインでありながら、庭との調和を重視しています。庭に面した窓はカーテンもブラインドもつけず、庭の眺めを1日中楽しむことができるよう工夫された設計です。これらの要望が実現され、家族が自然と共に過ごす暮らしを実現しています。
◇親世帯と適度な距離感が保たれている
施主の新居と親世帯の間には植栽が施され、適度な高低差がつけられているため、程よい距離感が保たれています。施主は「顔を見ながら固定電話で話したり、おかずのおすそ分けを持ってきてくれたりと、さりげなく気配が伝わるのもいいですね」と語っており、親世帯との日常の交流が自然に行われているようです。
庭の石段を上がったところにある母屋との距離は、ちょうど良いバランスを保ちつつ、家族間の絆を深める設計が実現されています。庭の手入れや日々の生活を楽しみながら、親世帯との程よい距離感を保つこの家は、施主にとって理想的な住まいとなっているのです。
この事例は、母屋と調和しながら自然を感じられる設計です。母屋の南隣に建てられた新居は地盤を少し掘り下げ、母屋の陽当たりを確保しました。
家は平屋で、庭に向かって開いたコの字型のデザインです。大きな窓を設けることで、カーテンなしで庭の景色を楽しめ、自然光と風を十分に取り込めます。リビング・ダイニングからは庭を一望でき、断熱性も高いため、快適な室内環境が保たれているのです。
親世帯との間には植栽が施され、適度な高低差が設けられ、程よい距離感が保たれています。家族間の交流が自然に行われ、家全体が一体感を持ちながらもプライバシーが確保された理想的な住まいです。